Tea Break

03/26/2008

桜の花も開き始め、降り注ぐ陽の光も日々輝きを増して
春のハミングが聴こえてきそうなこの頃ですが、
生徒さんの中にも、進学、就職、転勤と
様々な節目を迎えて教室を巣立っていく方もいらして
少し寂しい別れの季節でもあります。

昨日も生徒さんの一人が
4月から進む大学で、専門分野を極めていくために
そちらの方に集中して頑張りたいということで
フルールでの最後のレッスンとなりました。

レッスンが終わって、先生と御挨拶する中で
感極まるものがあったのか
綺麗な涙を浮かべ、真っすぐな眼差しを向けながら
先生の言葉に耳を傾けている彼女の姿が印象的でした。

バレエを通じて
自分自身を内側から、外側から見つめ、そして感じ
より美しく、健やかに心身を洗練させていくために
向き合ってきた時間は
お教室を辞めても、きっと活かしていくことができるということ
また、いつか自分にとって必要だと思えば
バレエはまた始めることができるけれど
今、辞めて頑張って行くと決断したのなら
もうメソメソはしないで、未来に向けて気持ちを切り替え
この瞬間から明日のためにベストを尽くす
そんな切り替えの良さも、
これから成長していくためには必要と
先生の言葉に背中を押されて羽ばたいていく姿を
寂しさも入り混じりながら
どこか、爽やかな気持ちで見送りました。

長い時間、バレエを続けていくということは
容易な事ではありません。
その時大切なことや未来のために
手放さなければならない時期が訪れることもあるでしょう。
でも、辞めてぷっつり途切れてしまうものでなく
自分の中で静かに流れ続け
その後の時間も何らかの形で活かされ
支え続けるものとして
バレエという時間を身体に心に刻んでいきたいものです。
そして、それがバレエが持つ美や豊かさの
ひとつの側面なのでしょう。

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12/04/2007

初めてのトウシューズ

Ca390009 師走に入り、時間や人の流れも
慌しさを増してきましたが
レッスンに向かうと
まず出迎えてくれるのが
スタジオの入り口にある小さな寄せ植えの花たち…
今は、そこに小さなサンタクロースや
Merry X'masと書かれた小さな月のプレートが飾られて
ほんの少しクリスマステイストです。

今年は発表会の無い年でしたが
その分、生徒さんそれぞれが
じっくり自分のバレエに取り組めた1年でもあったと思います。

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写真は、3月末にジュニアクラスの子どもたちが
初めてトウシューズを履いた時のものです。
そして、大人クラスの何人かの生徒さんの中にも
今年になって、トウシューズを履き始めた方がいらっしゃいます。

バレエというとトウシューズで踊るものというイメージが
一般的かもしれませんが
履けるようになるまでには
やはりある程度のお稽古を重ね
トウシューズを履いて動けるための
身体作りをしなければなりません。

いつになったら履けるのかな?
そんな期待に胸を膨らませ続けながら
やっと迎えるこの日
その時の気持ちは
子どもも大人もきっと変わらないでしょう。

淡いピンク色のサテンの輝き
初めて足を入れたときの感触
ぎこちなく結ぶリボン
そして、つま先で立った時の
空間の広がり
その時の印象はきっといつまでも心に残るもの。

履き始めても、最初はバーで足慣らしをしたり
基礎的な訓練をすることになりますが
いざ、履いてみると
バーに掴まって立つだけでも
それまでバレエ・シューズで重ねてきたレッスンが
何故大切であったかを改めて
身に滲みて(笑)感じる方も多いのではないでしょうか。

今年の春に履き始めたみなさんも
来年の発表会では
トウシューズでの舞台デビューをすることでしょう!

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